今回は「すららの効果」について、発達障害の小学生へ利用した
感想をお伝えしようかと思います。
私の場合は発達障害(おもにADHD強め)の小学生へ、すららを利用しています。
すららは文部科学大臣小の受賞歴もあったり、発達障害支援の専門家による監修だったりと、表向きとしてはかなり効果的な通信教材のように見えます。
ただ「本当にすららは効果があるの?」という疑問を持つと思うので、詳しく感想をお伝えします。
すららを発達障害の子供に利用してわかった7つの効果
私が実際にすららを目の当たりにして、とくに気が付いた効果は次の通りです。
- 理解度アップ
- 疑問点における素早い解消
- 確実性の高い定着要素
- AIシステムによる時間効率アップ
- 無学年方式による高一致率
- 楽しさによる継続性アップ
- 塾講師のサポートによる安心感
いずれも私が正直に感じたすららの効果で、まったく大げさな内容ではありません。
もちろん、すららにはデメリットもあると思います。
ここでは効果に焦点を当てて、さらに詳しく感想を述べていこうと思います。
すららの効果①理解度アップ
すららを発達障害の小学生へ利用して、まず優れた効果と感じたのが「理解しやすさの効果」です。
アニメーション映像授業が備わっていますが、これは他の通信教材でもよく見かけるスタイル。しかしスモールステップで進む授業解説というのが大きな特徴ではないかと。
このスモールステップで進む授業解説というのは、具体的にいえば「単元をさらに細分化した解説」であること。また少ない範囲の解説があったら続いて確認問題が出されるので、とくに発達障害の小学生にはよく理解できる映像授業であると私は強く感じました。
発達障害支援の専門家が監修したというだけあって、この辺り(勉強で重要となる部分)の効果工夫というのはさすがに秀逸。とくに「解説と確認問題の繰り返し」という授業の進みかたは、実際に視聴してみると理解しやすいことが実感できるかと思います。
私もほかの通信教材を試してきましたが、すららの映像授業はとくに理解効果が高いと感じます。
すららの効果②疑問点における素早い解消
すららを実際に利用してみて、その場で疑問解消ができる効果も期待できると感じました。
疑問解消については映像授業がその役割を果たしており、理解しやすい授業解説となっているため疑問に感じた部分をわりと効果的に解消できるかと。
スモールステップで進む授業解説で「考え方」も同時に教えてくれるため、ただ単に解き方だけではなく思考力についても養うことができるような授業の進み方。したがって疑問に感じた部分もわりとスムーズに解消へつなげることが可能、といえる通信教材かと思います。
すららの映像授業は細かくチャプターとして構成されているので、ピンポイントで疑問点に匹敵する箇所を探すのはやや時間が必要かもしれません。とはいえ細かなチャプター構成ということで疑問点解消につながるステップを見つけやすく、疑問解消にはけっこう効果が期待できると思います。
一般的に販売されている市販教材などは、スペースの関係もあってこうしたデジタル教材のように細かな解説を掲載することは難しいかと。デジタル教材はインターネット特性を活かして情報量も限りがなく、すららの場合はとくに細分化された映像授業によって疑問解消へつなげやすい部類ではないでしょうか。
とくに発達障害の小学生にとっては、この疑問解消というのは重要な学習要素。
その場で疑問解消できないとその先へ進めませんが、映像授業を視聴することで疑問解消が期待できるため、結果的にストレスを抱えることもなくモチベーション維持にもつながるかと私は感じます。
すららの効果③確実性の高い定着要素
すららにはドリル機能、テスト機能があるため、定着効果も期待できるような気がします。
しかも問題数としてはかなり豊富で、十分な定着が期待できる内容。さらに基礎から応用問題までしっかり揃っているので、発達障害で学力低下がみられる場合でも対応可能な構成であると私は感じました。
実際にこれらの機能を使ってみるとかなり便利な部分もあって、インターネット端末でもプリントアウトして紙の問題集作成をしても使えるため、けっこう融通が利くためより定着効果も高まるかもしれません。
テスト機能にいたっては3種類(大中小)が用意されており、これも発達障害の小学生にとっては便利。
毎日の家庭学習としては10問ほどで構成された小テスト、毎月の総まとめにはやや問題数の多い中テスト、といった使い方ができ、最終的に大テストでは全国オンライン実力テストまで取り組めるためかなり定着効果が期待できる機能ではないかと私は思います。
わかりやすい映像授業でしっかりと理解したあとは、こうした豊富な演習問題で定着効果が期待。
したがって理解~定着といった勉強で必須となる流れがうまく構成されているのが特徴で、理解もしやすく定着にもつなげやすいという構成が、より学習効果を高める要素になっているかと思います。
発達障害の小学生にも、十分な問題数で定着効果を期待できる機能が満載と感じます。
すららの効果④AIシステムによる時間効率アップ
すららにはAIシステムが搭載されており、おもに学習サポートを行ってくれます。
この学習サポートというのはドリル機能で不正解だった場合に、理解できていない「原因となる単元」を表示してくれるなど。この機能は「つまずき診断システム」というサポートで、私としては時間短縮効果につながるけっこう便利な機能と感じています。
不正解となってしまう根本的な原因を探るとき、もし自分でやれば相当な時間を要する作業。とくに積み上げ学習(国語・算数)においては過去単元が理解できていないのが原因となることも多く、その単元を突き止めるには多くの時間と手間を要してしまうものです。
こうした多くの時間を必要とする作業を、このAIシステムは一瞬で問題解消してくれるため、かなりの時間短縮効果につながる機能。実際に発達障害の小学生に利用してみた結果、このAIシステムのおかげで時間短縮効果が得られ、かなり効率のよい家庭学習につながったと思います。
またAIシステムには「難易度コントロール機能」というサポートも備わっており、これはミスした問題をやや易しい内容に変化させて再出題するというもの。
この機能があることで答えを見て逆算する必要もなく、さらに同じ問題だけど少し優しい内容ということで、もういちど初めから考え直すことができるため発達障害の小学生にはとても有効なシステムと感じています。
この難易度コントロール機能についても答えから考え直す必要がないため、結果的に時間効率アップ効果が期待できるかと。いずれのAIシステム機能においても、時間短縮効果に優れる便利なシステムではないかと私は思います。
すららのAIシステムは、こうした時間効率における効果が期待できるのもあるし、また手間が省けとても便利、しかも高い学習効果が期待できるシステムのような気がします。
すららの効果⑤無学年方式による高一致率
すららは無学年方式が採用されているため、とくに発達障害の小学生にとって一致効果が期待できます。
無学年方式というのは過去学年も自由に学べるというスタイルで、多くの通信教材を探ってきましたが無学年方式を備えている教材は数少なくかなり優位性が高いかと。
ほかの通信教材ではスタディサプリなどが無学年方式で有名となっていますが、とくに目立って無学年方式を謳っている通信教材はそれくらいかと思います。
この無学年方式によって過去学年を自由に学べるため、発達障害の小学生で学力低下がみられる場合でも一致率の高い履修が可能。学年ではなく「分野の流れ」で学べるため、より発達障害の小学生が理解しやすいといった効果が期待できると私は強く感じます。
私もそうでしたが、学力低下によって教材選びができないといった経験もあるかと思います。
ほとんどの教材は現学年しか学べないため学力に応じた履修ができず、最終的には選んでも勉強にならないのでやめてしまうといった悪循環。このような場合にすららの無学年方式はかなり有効で、一致率の高い学力にピッタリの履修ができるところは極めて優秀な通信教材かと思います。
こうした発達障害による学力低下の場合に、この一致効果はかなり重要になります。
すららの効果⑥楽しさによる継続性アップ
発達障害があることで、ほとんどの勉強を継続できないといった悩みもあるかと思います。
なぜなら発達障害の特性によって「興味が持てないものには関心を示さない」という状況が考えられるためで、とくに勉強は難しさがあることで余計に興味が持てないといった悪循環になるため。
この興味関心といった面において、すららのビジュアル面はかなり効果的。
とくにアニメーションやイラストなどによって「楽しさ」が満載の構成となっていることで、実際のところ私の子供も楽しさに惹かれて継続効果を得ることができました。
発達障害のこうした特性を克服するには、一般的に興味を示す材料が必要といわれます。
興味を示す材料というのは様々ありますが、そのなかでも普遍的でもっとも効果的といわれるのがアニメーションやイラストといったビジュアル面。
実際に説明をしなくても楽しさを感じやすい材料で、時間をかけることなく見た瞬間に興味をそそるという効果があることで、興味を惹くのにもっとも適したスタイルになるかと思います。
またすららの場合は、すべてアニメーションやイラストで全体構成されているのが特徴。
もちろん解説動画には文字や文章も表示されますが文字部分はかなり少なく抑えられており、アニメーションやイラストがとくに目立つ格好となっているため、興味を示すことで結果的に継続性アップ効果も期待できるという通信教材となっています。
こうしたアニメーションやイラスト構成された通信教材は、ほかにもデキタスという城南コベッツグループが運営するデジタル教材などが有名。
しかしアニメーション授業の声役を講師が行っていたりと、やや聞き取りづらいのがネック。こうした通信教材を比較した結果、私の場合はプロ声優が声役をして聞き取りやすいすららを選んだという経緯があります。
この楽しさによる継続性アップ効果、というのも発達障害の小学生にとって大きなメリットかと思います。
すららの効果⑦塾講師のサポートによる安心感
すららは教材内でほぼ疑問解消などが出来ますが、最終的には「塾講師のサポート」で解決できます。
私の場合は疑問部分をほとんど教材内で解消してこれましたが、どうしても解消しきれないという場合にはこの塾講師のサポートによって徹底解消が期待できます。
ほかの通信教材を探ってもプロの塾講師がサポートしていることはなく、一般的にはチューターと呼ばれる相談サポートがメイン。しかしすららの場合は実際に学習塾を運営している講師がサポート担当についてくれるため、かなり安心感を持てるという効果が期待できるスタイルになります。
担当する塾講師は発達障害の専門家ではないため専門的な解説までは期待できませんが、勉強の疑問点をしっかりと細かく解説してくれるため学習効果としては大きく期待できる内容。
最終的にはプロの塾講師がサポートしてくれるという存在感により、モチベーション維持またはモチベーションアップの効果も期待できる施策であるかなと私は感じます。
この塾講師のサポートというのも、発達障害の小学生にとって、また家庭にとっても心強い安心できる効果を得られるのではないかと思います。
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すららに期待できる将来的な効果
私としては、すららの招待的な効果として、つぎの項目が期待できるかと思います。
- クラウド式により最新情報で学べる
- 中学生における一致率の高いテスト対策
- 高校受験へむけた学習効率アップ
このまま継続すると、いったいどんな効果があるのだろうと考えてみた結果。
とくに目立った効果3つについて、詳しく感想をお伝えしようと思います。
将来的な効果①クラウド式により最新情報で学べる
すららの将来的な効果として、大きなメリットに感じるのが「クラウド式」というスタイル。
ダウンロードするタイプではなく運営側サーバーにデータストックされるため、年月を重ねても常に最新情報へアップデートされることで学習内容に影響を及ぼすことはなく安心感が高いです。
一般的な市販教材というのは学習指導要領変更に伴ってその内容も古くなっていきますが、すららの場合は自動的に運営側でアップデートされることで問題なし。
いま小学生ですららをスタートして中学生からも継続したとしても、内容(情報)が古くなる心配がないというスタイルは、今後も安心して継続できる効果としてかなり重要なポイントであると私は感じます。
とくに発達障害支援の専門家が関わっていることで、その点においても最新情報で学べるのがメリット。
このようにクラウド式というのも、すららの安心できる効果かと思います。
将来的な効果②中学生における一致率の高いテスト対策
これから将来的に、中学生となっても「一致率の高い履修」ができる学習効果もあります。
先ほどの項目でもお伝えしたように、すららは無学年方式は採用されているため自由な学年を学べるデジタル教材。したがって中学生へ進級しても、小学生範囲も取り組めるため学力に沿った家庭学習がしやすいといった効果を期待できます。
さらに中学生へ進級すると中間・期末テストがスタートしますが、すららに搭載される「分野を指定して自由にテスト作成可能」という機能を利用すれば、かなりこう一致率のテスト対策ができるのも効果のひとつ。
したがって中学生になってからも最適な効果が得られやすく、そのときになってから迷うことなくスムーズに家庭学習へ取り組める通信教材かなと思います。
将来的な効果③高校受験へむけた学習効率アップ
私も実際にすららの中学生範囲を体験しましたが、映像授業の後半では「高校受験対策」が収録。
したがって高校受験を目指すときの効果的な入試対策ができるのはもとより、それ以前からのテスト機能なども併用することで、高校受験に適した問題集作成も可能なためかなり高い学習効果を期待できるのではないでしょうか。
また映像授業をもってわかりやすく理解できるため発達障害があっても吸収しやすく、とくに基礎範囲が徹底的に履修できるため公立高校受験においては最適といえる内容になります。
難関私立高校の難問対策までは出来ませんが、講師る高校であればどのレベルでも対策が可能。
もし発達障害で公立高校受験を目指すということであれば、すららは高校入試対策としても効果的で、一般的な市販教材ではまず見かけない「わかりやすい理解&定着を図れる教材」として極めて有意義なデジタル教材になるかと思われます。
まとめ
すららのデメリットとしては「内容量が多いのか読み込み速度がたまに遅い」などもありますが、私としてはデメリットよりも効果(メリット)のほうが数多く感じられました。
もちろん個人によって、どんな効果を感じるかについては異なる面もあると思います。
したがって今回はできる限り「客観的」「普遍的」な角度をもって、発達障害の小学生に利用したすららの効果をお伝えしました。一般的な意見として受け取っていただければいいかなと思います。
最後にすららの効果について、私としては発達障害の小学生にとって高い効果を得られると思います。
ほかの通信教材(デジタル教材など)としっかりと比較してみると良くわかるので、これから発達障害の小学生へ通信教材を考えていれば、少しでも多く体験してみられることをおすすめします。
私の感想としては、きっと効果の高い「すらら」に戻ってこられるかと思います。
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