私の家庭では発達障害のある子供(小学生)に、家庭学習としてすららを使って勉強させています。そんな経験からすららのメリット・デメリットをご紹介します。
発達障害の小学生に「すらら」を使う5つのメリット
まず実際に、発達障害の小学生へすららを使ってわかった5つのメリットについてご紹介します。
- 発達障害支援の専門家が監修しているため理屈がわかりやすい。
- アニメーションのビジュアルに「楽しさ」を感じられて勉強へ興味が持てる。
- 無学年制なので学力に合った範囲を取り組める。
- 3種類のテスト機能によって子供にピッタリの学力チェックができる。
- つまずき防止システムで自動的に苦手対策ができる。
メリット①発達障害支援の専門家が監修している
発達障害の小学生へすららを使う、もっとも大きなメリットに感じるのが「発達障害支援の専門家」が監修している通信教材というのが私たちの口コミです。
そもそも私たちが発達障害の小学生へすららを選ぶことにしたキッカケは、この「発達障害支援の専門家」が設計からすべて関わっていたため。
また発達障害支援の専門家と一緒になって専門分野の大学教授なども監修に携わっている通信教育だったため、本当に理解できる教材ではということですららを選びました。
監修をしているのは子どもの発達科学研究所という団体。
実際に発達障害の子供へすららを取り組んでみた結果、説明の仕方が1つずつしっかりとしていてさらに確認しながら進んでいくため、実際にとても理解しやすい家庭学習になったこと。
私たちはすらら以外にもいくつかの通信教材を比較してみましたが、発達障害支援の専門家による教材というのは現実として存在しませんでした。
この「発達障害支援の専門家」が監修しているというのは、本当の意味で理解につながる何よりも多きなメリットに感じています。
メリット②ビジュアルに「楽しさ」を感じられる
私たちの子供は勉強が嫌いで机に向かうことすらできませんでしたが、すららを使い始めてからはビジュアル面に「楽しさ」を感じられたことで自分から向かうようになりました。
家庭学習を行う上で、もっとも難しいのが「机に向かうこと」だと思います。
いくら親が勉強しないとダメ!などと伝えたところで、子供自身が勉強に興味を持てなければまったく見向きもしないのが現状ではないでしょうか。
私たちの家庭でも当然のようにこの状況が続いており、発達障害の特性ということで半ばあきらめかけていたときにすららの楽しそうなビジュアルが目につきました。
実際にこの楽しそう感満載のビジュアルというのは発達障害の子供にとって大きな意味を持っていて、キャラクターなどがアニメーションで動く姿に興味を持って勉強へ向かうことを実現できました。
一見するとたかだかアニメーションと思ってしまいますが、じつは発達障害の子供にとってかなり重要な部分になるのではというのが私たちの口コミ。
この「楽しそうなビジュアル」というのも大きなメリットに感じます。
メリット③無学年制なので学力に合った範囲を取り組める
私たちがこの教材を選んだ大きな理由として「無学年制」があります。学力低下がみられたのでピッタリの範囲を勉強できてまさに発達障害向きの教材です。
発達障害があることで問題となるのが学力低下だと思いますが、一般的な通信教材などをみても学年を選んでその範囲しか勉強できないというのが私たちの悩みでした。
しかしそれでは学力低下の見られる子供にピッタリの範囲を勉強できないため、通信教育の限界ということで諦めようとしていたのが事実です。
しかしすららは「無学年制」という自由な範囲を取り組める通信教育のため、小学生の範囲であればいくらでもさかのぼり学習ができるので、本当の意味において発達障害の子供にベストな教材であると私たちは感じています。
きっと「通信教育は学力に見合った勉強ができない」とお感じだと思います。
そんな問題を確実に解消できる教材なので、この「無学年制」というシステムは発達障害の子供にとってかなり大きなメリットになるというのが私たちの口コミです。
メリット④3種類のテスト機能で学力チェックができる
一般的なタブレット学習教材などは1つのテストですが、すららは3つのテストで子供に合った学力診断ができます。
この教材のテスト機能には3種類(大中小)があり、毎日の簡単テスト~広い範囲をカバーするまとめテストまで取り組めます。
発達障害があるとテストを嫌がる場面も少なくないですが、問題数の少ない小テストなどは子供も取り組みやすくコツコツと学力向上へつながる機能になります。
私たちもこの3種類あるテスト機能に助けられた場面がかなりあって、子供にやる気があるときは大テスト、ちょっと気が向いていないときは小テストなど。
いずれもプリントアウトできるので、束ねると問題集にもなります。
場面によってテストを使い分けをすることで、ムリなく子供にピッタリのテストをいつでも受けられるというのもメリットに感じています。
メリット⑤つまずき防止システムで自動的に苦手対策ができる
特許を取得しているという「つまずき防止システム」によって、自動的に苦手箇所がわかるので時間効率がいいです。
発達障害があると間違った部分の問題点を追及するのにかなり苦戦しますが、この教材では「つまずき防止システム」があるため一覧表で簡単にチェックできます。
一覧表には間違った箇所について取り組むべき範囲が「分野」で表示される、パッと見で苦手箇所がわかることでかなり時間効率のいい教材だと私たちは感じます。
また自動的に間違った箇所を修正すべき問題が出されたり、正解するまで何度でも繰り返し修正問題が出されるなど、この教材ならではのAI機能にとてもメリットを感じます。
すららは優秀なアダプティブラーニングと口コミでいわれるのはこの機能による部分が大きく、発達障害の小学生だけではなく親のほうもしっかり助けてくれるメリットになると私たちは感じています。
発達障害の小学生に「すらら」を使う2つのデメリット
つぎに発達障害の小学生へすららを使ってわかった、2つのデメリットについても触れておきたいと思います。
- システムが重いせいか動きがやや遅くなかなか進まない場面がある。
- フラッシュプレイヤーがうまく動かないときがある。
デメリット①動きがやや遅くなかなか進まない
すららはシステム全体が重いせいか、動きの部分ではやや遅くスムーズではない印象があります。
もちろん使用するインターネット端末の性能なども原因として挙げられますが、そもそもシステムがしっかりと組まれているので動きが遅くなっているようです。
ただし動きが遅いからといって勉強に使用が出るわけではないので、そこまで気にすることもないのかなというのが私たちの口コミになります。
デメリット②フラッシュプレイヤーがうまく動かない
私たちも初めのころは悩みましたが、じつはAdobeフラッシュプレイヤーが起動されていなかったり、そもそもインストールされていないと映像授業が動きません。
この問題を解消するにはFlash Player の状況確認でチェックをすること。
インストールされていなければその画面からダウンロードへ導いてくれますし、インストールされているのに動かない場合はブラウザのクッキーを有効にすることが必要です。
たとえばGoogle Chromeであれば次のようになります。
この手順によってAdobeフラッシュプレイヤーが動くようになり、動画コンテンツを視聴できるようになります。
このような少し面倒な状況が起こる場合もあるので、私たちはややデメリットになるのかなという判断をしました。
まとめ
実際に発達障害の小学生へ利用してみて、すららのメリット・デメリットについてご紹介してきました。
このようにメリット・デメリットはありますが全体的にまとめると、
「デメリットは大したことがなく、メリットの恩恵がかなり大きい教材」
というのが私たちの口コミです。
とくに発達障害支援の専門家が監修している通信教育というメリット、さらに無学年制というメリットにより、発達障害の小学生にはベストな家庭学習となりうる教材です。
ぜひご紹介したメリット・デメリットを参考になさってみてください。
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